東証1部上場の株式会社ゼファーが倒産
東証1部上場のマンション分譲販売「株式会社 ゼファー」(証券コード・8882)が倒産しました。
(株)ゼファーは、7月18日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日に保全命令を受けました。負債総額は949億4800万円です。
(株)ゼファーは1994年2月に「(株)和幸開発」の商号で設立されたマンション分譲業者で、冷凍食品大手の加ト吉グループからの出資を受け、加ト吉グループ傘下に入り、商号を「(株)ゼファー」に変更していました。
2000年7月には店頭登録(現・ジャスダック)へ上場、2001年には東証2部に上場し、2004年11月には東証1部に上場を果たしていました。
2005年には9月には、東証1部上場のSBIホールディングス(株)との資本提携を結び、SBIホールディングス(株)が(株)ゼファーの筆頭株主になっていました。
(株)ゼファーは、マンション分譲を手がけるほか、一戸建て住宅や建設にも業容を拡大し、2007年3月期には年間売上高10099億円を計上していました。
しかし、サブプライムローンに端を発する不動産市況の低迷から業績が悪化していました。また、5月30日に子会社の近藤産業(株)が自己破産したことを受け、142億6000万円の特別損失を計上し大幅な最終赤字を計上し、信用不安が拡大していました。
このため、筆頭株主のSBIホールディングス(株)に支援を要請していましたが、交渉が不調に終わり、資金調達の目処が立たなくなりました。
(株)ゼファーは8月19日付けで上場廃止となります。