大東館が民事再生法を申請

静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本のホテル経営「合資会社 大東館」(社長・稲葉晃)が倒産しました。

大東館は、6月17日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。申請代理人は小笠原耕司弁護士ほか3名で、負債総額は43億8000万円です。

大東館は1940年に創業、1953年10月に法人化したホテル経営業者で、ホテル「山水」「熱川ロイヤルホテル」を経営していました。

ホテル「山水」が1970年のテレビドラマ「細うで繁盛記」のモデルとなったことで知名度を高めて、1984年には年間売上高14億4000万円を計上していました。

しかし、1986年2月に山水で死者24名を出す火災事故が発生。イメージ悪化や補償問題を抱えて、ホテルの営業を停止していました。

このため、熱川ロイヤルホテルを売却。建て替えを行い、1994年2月にホテル「ホテルセタスロイヤル」をオープンして、営業を再開していました。

ところが、バブル崩壊の影響で業績が当初の目標を大きく下回り、ホテル建て替えにともなう借入金が財務を圧迫。赤字決算が続いて資金繰りに行き詰まりました。

2009年06月22日 (月)

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